
北区立田 劣化した木部破風・鼻隠しガルバリュウム鋼板巻き
築40年を経過すると木部が劣化していく・・・


昔の家って気をふんだんに使用していました。ですがどんな木材も風雨にさらされると、必ずと言っていいほど劣化が進行してきます。ログハウスも外壁の木部は防虫防腐の塗料を塗り続ける必要があります。塗り続ける期間は木材の質、建築条件等により異なりますが、数年に一度はメンテナンスしておかないと腐食が進行してしまいます。先日から工事をさせて頂いておりますI様邸も破風・鼻隠しにラワンという木材が使用されています。このまま塗装しても、今後またすぐに剥離してしまいます。木部塗装で一番してはいけないのは、塗厚を付け塗装してしまうことです。傷んでいるからと膜厚を付け塗装してしまうと、木は導管があり呼吸しているので、必ず剥離してしまいます。ではどうしたら良いのでしょうか?正解はステイン調の防虫防腐塗料を数年に一回は必ず塗装する事。でもウッドデッキのような屋根や軒が無い場合は、塗り続けいても木は腐食します。近年ウッドデッキが人工木になったのは、そのせいだと思います。
破風・鼻隠し ガルバリュウム鋼板巻き


今回I様邸でご提案させて頂いたのは、破風のガルバリュウム鋼板巻き。予算が取れるのであれば鼻隠し(樋が架かっている木部)も一緒にやれば良いのですが、その場合は一旦樋を全て撤去しないといけないので、今回は予算的に無理でしたらから、破風のみガルバリュウム鋼板で巻きました。破風だけだと屋根の瓦はおのままで、破風の木部に縫い付けて止めるだけ。仕事的にもさほど難しくもありません。
この作業をさせて頂いた事で、今後破風は20以上劣化する事もなく、持ち続ける事でしょう。もし木部が傷んで交換となると、屋根の瓦は一部降ろさないといけないし、大工さんと瓦屋さんよんで膨大なコストがかかると思います。
ガルバリュウム鋼板巻きは安価でメンテフリー。
今回は瓦棒の補修と同時に破風のガルバリュウム鋼板巻をさせて頂きました。次回は塗装している状況をお伝えしていきます。
ではまた明日!(^^)!
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