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倉敷市松島でマンション大規模改修をしています。今日は今年最後となりますので、社員と現場パトロールに出かけました。年内の工事は今日で全てが終わりますので、現場にあるゴミ等の清掃、また危険個所はないか見て回りました。
現場の進捗状況はというと、先日床の不陸調整を左官さんにして頂たので、新たに長尺シートを貼りました。
↑樹脂注入状況
↑注入後
コンクリート造の場合、経年劣化や雨漏りによりコンクリートが破断している場合があります。これを見つけるにはいろいろな方法がありますが、一番簡単に見つける方法は打診検査。ハンマーや打診棒で外壁を叩いてみると、浮きがある部位は明らかに音に変化があります。
そうなっている部位にはエポキシ系の樹脂を注入していきます。
クラック(ひび割れ)がある部分にはコーキングを仮にしておきます。そして樹脂の入った容器からじわ~っと樹脂を入れていきます。そうする事で躯体の中の浮き部分に樹脂が充填され、コンクリートの剥離を抑制出来ます。
下地が浮いている箇所は全て樹脂を注入していき、浮きが無い事を確認して塗装作業に入ります。
開放廊下の階段は常に入居者様が利用しています。塗料で塗り床する場合は通行が出来なくなるので、階段室も長尺シートを貼らせて頂く事となりました。
蹴込と平場、角のステップと一体成型された長尺シートです。塗床と違い長尺シートは柄が色が豊富にあるので仕上がりは綺麗です。
階段側面の長尺シートが無い部分や、踊り場の笠木はウレタン防水を施しています。こうしておく事で、今後階段室や開放廊下から漏水していく可能性は極めて低くなりますので、安心して頂けると思います。
また進捗状況の詳細はブログにてお伝えしていこうと思います。
ではまた明日!(^^)!