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総社市泉で戸建住宅の陸屋根を機械固定式シート防水施工しています。既存の床は防水が捲れ上がり、室内に雨漏れしていました。またお客様がシリコンコーキングを各所に充填しメンテナンスしていたため、下地処理がかなり難解でした。まずは既存の防水層を撤去しました。次にポリマーセメント(樹脂セメント)で平滑にします。その上に緩衝シートを張り、デスク盤を固定。
側面の端部にはブチル系の両面テープで端部を留めます。この時に注意しておかないといけない点は、端部をちゃんと押され込んでおかないと、隙間が空くとその部分から水が浸入する可能性があるので入念に押さえ込んでいきます。
端部の貼り付けは硬質のローラーで再度隙間がないように押さえ込んでいきます。
屋上塩ビシート防水機械的固定工法は、従来の密着工法で無く、絶縁工法(密着している個所がディスク盤のみ)になっているので従来よく発生した、施工後の膨れなどの心配もほぼありません。
ここの屋上部分に関しては、もう数日で完成致します。
陸屋根のすぐ下にある、バルコニーも経年劣化と共に傷みが進行して、ななり劣化した状態でした。バルコニーは屋上防水とは仕様を変更しています。なぜならばバルコニーの幅が狭い場合はシートが上手に折れ曲がらないためです。ウレタン防水の場合は液体であるため、シートと比べると粘性が緩く、硬化した後でも伸縮性に優れているからです。
↑バルコニーの進捗状況はカチオン系フィラーで平滑にして、その後にプライマーを塗布した状態です。次の作業はウレタン防水を2回塗布し、最後にトップコートをかけ仕上がりとなります。
陸屋根の機械固定シート防水も、バルコニーウレタン防水も、雨が降らなければ今週中には概ね施工が完了すると思います。
続きはまたブログでお知らせ致します。
ではまた明日!(^^)!