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外壁塗装は消費税増税前がお得!?住宅メンテナンスの優先度チェック
2014年まで5%だった消費税が8%へ引き上げられたこともつい昨日の様に感じますが、今年2019年10月1日より消費税が8%から10%への増税が決定したことで、既に行動を起こした方や準備をされている方もいらっしゃるのではないでしょうか?生活に欠かせない飲食料品等は軽減税率が適用されますので早急に考える必要はないかと思いますが、支出が大きい住宅や自動車の購入、そして屋根外壁塗装といった住宅メンテナンスを検討されている方にとっては僅か2%の増税でも家計への大きな痛手となります。消費税増税に伴い経過措置・軽減税率等、家計への負担を軽減させる取り組みは見られますが、問題は今後増税が生活にどのように影響していくのか、屋根外壁塗装等の住宅メンテナンスに適用される措置があるのか等について今一度考えていく必要があるという事です。そこでこのページではまず消費税増税がお住まいのメンテナンスに与える影響、増税に伴う変化や注意点、そして住宅メンテナンスを行う際に考えておきたいリフォームの優先度についてご紹介したいと思います。増税は確かに生活へ大きな影響を与えますが、住宅メンテナンスを焦って行った結果後悔するような事がないよう、適切な時期で最適な業者をご自身で見極めメンテナンスを行っていきましょう。
消費税増税による塗装メンテナンスへの影響は?
お住まいの美観・耐久性維持に欠かせない屋根外壁塗装工事ですが、そのメンテナンスにかかる費用は決して安いものではありません。そのため消費税増税前に工事を行いたいと考えられている方も多いかと思いますが、問題は「消費税増税前後でどれほど費用が違うのか?」「消費税増税後はどのような懸念が見込まれるのか?」という事です。
まずは増税前後で考え得る注意点をご紹介したいと思います。
1.単純な2%増税では済まない可能性がある
8%から10%への増税、これだけを考えると100万円(税抜)の工事を行う場合、108万円から110万円への変更ですのでそれほど家計に大きな負担が生じるということはありません。しかし消費税はありとあらゆる消費に課税され、それら全てが増税されますので、例えば塗装メンテナンスの際に使用される塗料や養生用のマスキングテープ等の費用も高くなってしまいます。 すると本来110万円のはずが塗装業者の都合で更に値上げをして提供されることも考えられます。
5%から8%へ増税となった2014年には従来の税込価格に8%を課税して販売していた事例もあり、本来支払う予定の費用よりも遥かに高く払わなければならない事態も多く見受けられました。
しかし先ほども申しあげた通りあらゆる消費が値上げされることから値上げに関する法律の取り締まりもありません。つまり今回も単純な消費税2%分の増税で塗装工事が出来るとは限りません。一式見積もりを作成するような塗装業者では、どの工事項目にどれほどの費用が加算されているのか分かりません。
また下請け業者へ塗装工事を発注している工務店・ハウスメーカーであれば人件費や中間マージン・広告費用等も値上がりますので、塗装に限らずメンテナンス費用全体の底上げが懸念されます。その点、街の外壁塗装やさんでは直接一括施工でこれらの費用は元よりかかっていませんのでご安心ください。
2.消費税増税前は工事の調整が難しい
今回10%への消費税増税がされるのは2019年10月1日からです。
以前より意識されていた方は既に塗装メンテナンスを終わらせているかもしれませんが、秋口から気温も涼しくなりお子様の入学・卒業やお盆・年末年始といった家族イベントも少ないため塗装工事を検討される方が多い時期です。消費税増税を懸念し塗装工事を検討されている方だけでなく、増税を意識していない方からのお問い合わせも増える可能性がある為、希望していた時期での塗装メンテナンスが難しくなる事が予想されます。
塗装メンテナンスを行う為に相見積もりを行い妥当な金額を知りたい、使用する塗料等をじっくり考えてから工事を行いたいと考えた場合、数社へ塗装の見積もり依頼を出してから塗装業者を決めるまでは最低でも1ヶ月程度はかかってしまいます。消費税が増税されるまでに塗装工事を行いたいと考えられている方は、出来るだけ早く塗装業者に問い合わせ引き渡しまでの日程を決めていく必要があります。
3.増税後はメンテナンス費用の工面が大変
僅かな値上げの為に塗装メンテナンスを急いでも仕方がないと思われている方もいらっしゃるでしょう。もちろん急いで塗装工事を依頼したばかりに後悔してしまうような事が起きないように慎重に考えることが非常に重要です。
しかし消費税増税後は様々な生活用品が値上げされるため、今までよりも塗装を行う為のメンテナンス費用を工面する事が難しくなることが考えられます。塗装メンテナンスを行う時期を先延ばしたとしても明確に決めていれば問題はありませんが、「塗装を行わなくても屋根材・外壁材に問題がないから大丈夫」「費用の工面が出来たら塗装を行おう」と考えているとあっという間にお住まいが劣化してしまいます。突然雨漏りを起こし突発的な支出とならないように、消費税増税に関わらずメンテナンス費用の工面については考えておきましょう。
塗装メンテナンスを行う時期を先延ばしたとしても明確に決めていれば問題はありませんが、「塗装を行わなくても屋根材・外壁材に問題がないから大丈夫」「費用の工面が出来たら塗装を行おう」と考えているとあっという間にお住まいが劣化してしまいます。
突然雨漏りを起こし突発的な支出とならないように、消費税増税に関わらずメンテナンス費用の工面については考えておきましょう。
既に塗装工事の契約をされている方、消費税が増税される前に塗装工事を行いたいと考えられている方は「いつまでに塗装工事を終わらせれば良いのか?」という事をしっかり把握しておかなければなりません。
消費税8%は2019年9月30日までですので、この時点で引き渡しが終わっていれば増税前の8%で塗装メンテナンスが可能です。また経過措置として、2019年3月31日までに工事の請負契約を交わした方は、引き渡しが10月以降になってしまっても8%で塗装工事が可能です。
更に細かく説明すると3月中に契約を交わしその後内容変更を行ったとしても9月中に引き渡しが終えれば8%です。しかし内容変更を行い10月以降の引き渡しになった場合、増額分に関しては消費税が増税後の10%となります。
外壁塗装工事を行う場合、工期はおよそ2週間ほどです。その為9月初旬に工事に取り掛かれば問題なく終わると思われがちですが、塗装は天候に大きく左右されるため実際にはもっと長くかかる事を想定しておかなければなりません。
3月を過ぎた現在、消費税8%で塗装工事を行う為には9月中での引き渡しが大原則です。消費税増税前の塗装工事をご希望の方は一度街の外壁塗装やさんへお問い合わせください。塗装工事の内容から9月中に引き渡しが可能なのか?増税後との価格差も考慮しながらお客様にとってベストな塗装メンテナンスをご提案させていただきます。
消費税増税に伴って今後大きな費用をかけて補修しなければならないケースが増えていきます。その前にメンテナンスが必要な箇所は全てリフォームを行っておきたいと思うのが本音でしょう。
トイレや浴室などの水廻り、クロスの張り替えや家族の成長に伴う間取り変更等、住宅で手直しをしなければならない箇所はキリが無いと思います。しかし全て消費税増税前に行う費用の準備も工事のスケジュールもほとんど不可能です。
そこでお住まいのメンテナンスは優先度をしっかり明確にして行うべきです。これは消費税増税に関わらず通常のメンテナンスでも同じことが言えます。
例えば汚れや日焼けが目立つクロスは生活の中では非常に気になる部分でもありますが、不自由なく生活するためには特に問題のある部位ではありません。しかしトイレや浴室といった毎日使用する水廻りが漏水を起こしている、屋根材・外壁材が傷み今後雨漏りを起こしてしまう可能性が高い場合はどうでしょう?
急に雨漏りが生じてしまったら外装はもちろん、内装の腐食やカビの発生・漏電や家電の故障を引き起こす恐れもあります。雨漏りを起こしてしまえば気になるクロスや天井材を補修する為に、まず雨漏りの原因となっている屋根材・外壁材を補修しなければなりません。この時点で外装補修にまとまった費用が必要になってしまうのです。その為既にメンテナンスが必要な時期なのか、生活をしていく中でどれほど大きな影響を及ぼすのかを考えリフォームの優先度を決めていく必要があります。そして消費税増税の影響が大きいメンテナンスを先行し行っていくことがポイントです。
お住まいを守っている屋根外壁は常に雨水や太陽光に晒されているため劣化は止められず、劣化による雨漏りのリスクはつきまといます。本来であれば築10年前後が経過したところで塗装による塗膜保護で経年劣化を防いでいくことが望ましいのですが、問題が生じるまでは塗装等のメンテナンスを後回しにされることも少なくありません。
お住まいを快適に使用し続ける為にもリフォームの優先度が高く、増税の影響を大きく受ける屋根外壁塗装メンテナンスはまさに消費税増税前に行っておくべきメンテナンスであるかと思います。塗装を行う為には足場仮設も行いますので、この機会に雨樋や雨戸等付帯部の気になる不具合も直し、今後発生しうるメンテナンス費用の削減を図りましょう。
消費税増税で後悔しない塗装を行う為に
ここまで消費税増税に備えてのポイントや注意点をご紹介させていただきましたが、今までよりも高い費用を支払わなければならないと考えてしまうと「とりあえず買っておこう」「増税前がお得」とつい気持ちが焦りがちになります。確かに消費税が上がってしまう前にメンテナンスを行った方が増税後よりもお得です。
駆け込み需要と言われるほど多くの方が損をする前に行動を起こしているのです。
しかしそういった心理につけこむように不適切な塗装業者も多くなります。
「9月中に塗装が終わるのであれば」「増税前のキャンペーンなら尚更お得だ!」とメリットだけを見て塗装を依頼してみたらどうでしょう?その結果「雨天後、外壁が乾いていないのに塗装を進めている」「外壁塗装が数日で終わったがしばらくしたら塗膜が剥がれてきた」「契約前の説明とは違う塗装方法(2回塗りなど)をされてしまった」「塗装後の定期点検や補修を頼んでいるのに連絡が取れなくなってしまった」等、せっかく消費税が増税される前に行えた塗装でトラブルが発生しかねません。
塗装工事は建物の規模に関わらず高圧洗浄や下塗り等の下地処理が非常に重要で、綺麗なお住まいに仕上げる為には大幅な工期短縮が見込めません。その為数日で塗装を終えられるというのは下地処理を行っていない・塗装回数が充分でない・時間を空けずに次工程を行っている等、いずれにしても正しい塗装方法ではなく、数年も経たずに異常が生じる可能性が非常に高い誤った施工方法です。
訪問業者であっても不適切な対応をされるという訳ではありませんが、これらは増税に伴う目先の費用だけを見て塗装工事を行ってしまった結果です。しっかり打ち合わせを重ねた上で正しい塗装方法を行っていれば、上記のようなトラブルが起きる可能性は限りなく低くなります。
塗装工事で後悔しないためには適正な施工費用であるのか、屋根・外壁材の状態を把握し適切な塗装メンテナンスを行う塗装業者であるかを見極めることが非常に大切です。
街の外壁塗装やさんではお住まいの無料点検を行った上で
メンテナンスの優先度を見極め適切なリフォーム工事を
ご提案させていただきますのでお早めにご相談ください。
メールでの点検依頼・ご相談は24時間承っておりますので、他業者の塗装方法に疑問を感じる、塗装費用が適正であるかなど気になる事がございましたらお気軽にお問い合わせください。
住宅メンテナンスの優先度チェックのまとめ
消費税増税後は塗装に使用される塗料や道具まで値上げしてしまい単純な2%増では収まらない可能性がありますので、明細な見積もりで適正価格であるかを確認しましょう
10月は塗装依頼の多い時期です。増税前に塗装工事を行いたい場合は早めに見積もりをとり、引き渡しまでの日程を確認しておく必要があります。
消費税増税後は生活費にも大きな負担が掛かってしまいますが、今後もお住まいのメンテナンスはつきまといます。築年数や建物の様子を確認しいつ頃塗装を行うべきかをしっかり決めて工事に臨みましょう。
2019年9月31日までに塗装工事を終えれば消費税は8%です。9月初旬から塗装を始めた場合でも引き渡しが間に合う可能性がありますが、天候に左右されるため前もって終えられるよう計画しなければなりません。
住宅メンテナンスを行う際には優先度を明確に決めておく必要があります。お住まいを守る屋根外壁は雨漏りを防ぐ為にも優先度が高く費用も掛かります。塗装で足場を仮設する機会にまとまった外装リフォームを行う事で、増税後の費用負担削減が見込めます。
消費税増税に伴って悪質な訪問業者が増える可能性があります。必ずお住まいにとって適切な塗装メンテナンスなのかを見極め塗装業者を選びましょう。